ちゃんと休んでいますか?
家に帰っていますか?ちゃんと寝ていますか?

よくこんな質問を受ける

人にとって休むという事は大切である. 仕事人間で仕事さえしていれば幸せという人も世の中にはいるが、大多数の人はそんな事はない.

休まずに働き続けると確実にパフォーマンスは低下する.人間は長時間連続してパフォーマンスを維持する事は不可能であるとされている.

特に当直明け(日中の仕事をした後,そのまま病院に泊まって夜間も救急患者の診察や病棟患者さんの対応を行った翌朝の事)は,自分で自覚できるほどミスが多い.病院にはチェック体制が何重にも敷かれているため,ミスが事故に直結するわけではないが,ミスの連鎖は事故に繋がるとされてる.

病院においてはミスの被害を被りうるのは患者さんである.病院スタッフはミスを抑制するためにも休まなくてはならない.それは医師も同様である.

医師は不幸にも病気になった人の病気と向かいあい、診断・治療を行い元の幸せな生活に戻してあげる事を生業としている.

しかし

自らが幸せでない人が,他人を幸せにすることはできない.

長時間仕事をしていると, 易怒性が高くなり攻撃的になる. エラそうに怒ってばかりいる医師が多いという事実は,病院関係者なら誰でも知っている. コメディカルスタッフ(医師以外の病院スタッフ)が医師と話をするのさえ緊張するというのは,怒られるのではないかと考えてしまうからである.相手が萎縮してしまうような状態で良好な連携が出来るはずはない. 

スタッフ間の良好な連携ができていないと良好な治療成績は達成できない. 医師の休暇はアンガーマネジメントに貢献し,良好な治療成績につながる.

それが最終的に患者さんのためになる.
だからボクは積極的に休暇をとる事は重要だと考えている.

このブログでは医師の生活や医療については記載しません.

ボクの趣味,旅行で訪れた場所,主としてダイビングの記録(ダイビングログ)について綴っていきたいと思います.