とうとう15年間使用した洗濯機が寿命を迎えてきたので,沖縄移住前に買い換えを決意した.そしてとうとう新しい洗濯機が我が家にやってきた.

購入したのは,シャープ製2020年モデルのドラム式洗濯機である.野暮ったいデザインが多い洗濯機ではあるが,これはかなりカッコイイ.

洗濯槽が見えない仕様になっている(中のライトをつければ視認できる).操作もタッチパネル式でカッコイイ.物理ボタンはない.洗剤類も貯蓄式のタンクになっており,補充しておけば洗濯物の量に応じて自動投入される.

実は最初は縦型洗濯機を探していた.ドラム式は故障が多いし,量が多いと洗えず汚れが落ちにくいと多方面から聞いていたからだ.そして本体価格もドラム式に比べ縦型はかなりリーズナブルだ.ドラム式の最新型だと30万くらいするが,縦型だと15万-20万の予算で最新型が買えそうであった.設置スペース的にも縦型の方が省スペースでよいみたいであり,これは縦型がよいなと考えていた.

電気屋さんに実物を見に行ってみたが,予算感については間違いではなかった.サイズも縦型の方が省スペースなのは間違えなさそう.しかし,店員さんからは猛烈にドラム式をお勧めされた.理由は以下.

電気屋さんの製品表には,日々の水道電気代の記載がある.乾燥機能まで使用した場合ドラム式と縦型では,1回毎に倍ほどのコスト差がある.確かにランニングコストは圧倒的にドラム式が有意と感じた.本体価格をコスト差で回収しようと思うと3年ほどでイーブンになる計算であった(毎日感想機能を使用した場合).ただしボクは天日干しした際のお日様の匂いが好きなので晴れの日は基本的に乾燥機能は使わないだろう.しかし沖縄はスコールや梅雨や台風で天日干しできない日も多そうなので乾燥機能のお世話になることは多くなりそう.よってドラム式にした際に,乾燥料金が安く気兼ねなく使用できるのはメリットと感じた(いくら立派な機能がついていても高価で使用をためらってしまうようならば意味がないから).

洗浄力に関してはなんとも言えないのでメーカーさんの測定結果や店員さん・実ユーザーの口コミを参照するしかない.あまり洗濯物を増やさないようにしたら改善はできそうだし.

そしてこの洗濯機の最新型(2021年モデル)がデビューしたばかりで,2020年モデルが在庫限りでお安くしてもらえるとの事であった.店頭表示価格が22万程度であったが(近所のノジマ),交渉で現仕様中の洗濯機リサイクル・運搬料・7年間の保証込みで20万弱まで値引きしてもらえることになった.20万ならば縦型とコストは変わらない.ランニングコストも安いのに本体代も差がないとなるとドラム式一択だろと考え,購入することに至った.