沖縄に移住してきて,時間の流れがゆっくりなのを実感している今日この頃.

関東に住んでいた頃は,休日は必ずお出かけしてた.渋滞に巻き込まれるのが嫌なので,早朝に出発して,帰宅するのは深夜になる事もザラであった.よって休日を自宅で過ごす時間が極端に短かった.

沖縄でももちろん渋滞はあるが,多くはウイークデーの出勤・帰宅時間に生じている.その時間の渋滞は確かにひどいが,休日になれば渋滞でそれほど苦労することはない.よって渋滞を避けるために早朝から出発する必要性も,時間をずらして深夜に帰宅する必要性も全くない.そもそもストレスが少ない生活になったので,休日に絶対お出かけしようなんて気もなくなった.今は自宅で過ごす時間が長くなり,これまでやってなかった事にも挑戦しようかなという気持ちも沸いてきている.

今回は,これまでやったことがなかった包丁研ぎをやってみることにした.包丁は高い物を購入しても定期的に研がないと切れ味を維持する事はできないらしい.安物の包丁でも定期的に研いでいれば切れ味を維持できるの.簡易式のシャープナーならば所有していたが,これは包丁研ぎとは異なり一時的に切れ味を復活させる効果しかなく長年使っていくと切れ味を維持する事はできない.

知識としては包丁研ぎが重要なのは知っていたが,何せ面倒くさそうでありこれまで実行したことはなかった.

だが沖縄では時間がたくさんあるので,面倒くさそうであった包丁研ぎにチャレンジしてみることにした.

まずは砥石の購入から

何はともあれ砥石がないことには包丁は研げない.さっそく近所のホームセンターに砥石を物色に行くことにした.砥石にも●●番といった番号があり,番号で砥石の目の粗さを表示しているようであった.Google先生に初心者向けの砥石番号を聞いて,ホームセンターに打っている砥石を購入することにした.都会のお店のように,各サイズにいろんな選択肢があるわけではなく,二者択一のような感じであった.失敗しても懐の痛まない安い物をチョイスして購入した.