日付:2023.1.9

天候 晴れ 気温25度 水温21度 風南5m

服装:ウエットスーツ ロクハン上下 水中は少し冷たい.

ポイント: ①真栄田岬ビーチ ②真栄田岬ビーチ

カメラ: Canon Eos5D mark4

本日は快晴,そして南風.沖縄の冬は北風が吹くことが多く,そして強風である.青の洞窟のある真栄田岬は北風にとても弱く冬の間はクローズのことが多い.たまたま南風の日が休日に当たったため久しぶりに真栄田岬に潜りに行く事にした.夏ぶりなので半年以上は行っていない事になる.そして天気は晴天である.冬に晴天しかも南風なんてとてもついている.ビーチは凪である.水も澄んでおり,まるで夏のようだ.最高だ.

青の洞窟は有名だが,特に生物がいるわけでもないので一度行けば十分である.地獄の階段を下り,気持ちの良い海にエントリーする.そして青の洞窟には目もくれず反対方向に泳ぎ出す.

真栄田岬はエントリーすると比較的すぐにドロップオフがある.ドロップオフを降りると30mを超えた場所にハゼ場が広がっている.海は澄んでいても,30mにもなると光が届かず暗い世界になってくる.深場独特に圧迫感もあり.そして普段はそれほど気にしないNDLとの戦いとなる.ダイブコンピュータと睨めっこしながらハゼを探す.目標はホタテツノハゼである.しかしなかなか見つからない.ネジリンボウやヤシャハゼは比較的容易に見つけることができるが,ホタテツノハゼは中々レアであるようだ.普段よりも早いスピードでエアが消費され,NDLは瞬く間に短くなっていく.窒素が溜まっているようでビールを飲んだ後のほろ酔いの様な状態になってくる.あまり長居をしても水中滞在時間が短くなるので,諦め浮上を始める.2本目に期待する.

ゆっくり浮上しながら,ドロップオフ沿いにいる生物を探していく.ウミウシはあまり見つけることができなかったので,定番のクマノミやカエルウオを撮っていく.安全停止も含め45分ほどでエキジットした.

窒素が溜まったので,水面休息は多めにとる.休憩するためには地獄の階段を上らないといけない.自ら上がると一気に重力がかかる.背中にものすごい重量物があるので長い階段は本当にきつい.

2本目も30m以下のハゼ場に行く予定であったが,久しぶりの深場で窒素がたまりすごい疲労感が体を襲う.休憩しても体がだるいため,2本目は少し浅い深度までにすることにした.25mほどにいるジョーフィッシュを目指す.

ジョーフィッシュ.いることはいる.しかし見つけた瞬間にすぐに穴に消える.3個体みつけるがどれも撮影はできず.仕方ないので浮上しながら別の生物を探す.

特に珍しくもなくどこにでもいる生き物たち.ゆっくり見ているとやっぱりカワイイ

今回は目標達(ホタテツノハゼとジョーフィッシュ)はうまく写真に収めることができなかった.冬の間はなかなか真栄田岬には入れない.おそらく次は春になるかな.またリベンジしよう.水中写真は見つけるのも被写体を難しく,運良く見つけても撮るのが難しい.簡単には満足な写真がとれない.難しいから楽しい,だから飽きやすい僕でも続いているのかな.もっと潜って修行したいな.