日付:2023/04/01
ポイント:ケラマ ①カミグスク(渡嘉敷) ②ミニガウディ ③ウチザン礁
天候:曇り
気温:22度 水温:22度
服装:ドライスーツ とても快適
カメラ:rx100m5+ワイドコンバージョンレンズ

本日は,内地に救急修行に出ていた仲間とケラマに行ってきた.天気はあいにくの曇り空だったが雨が降っていないだけましかな.最近は比較的涼しい日が続いており,今日も太陽が出ない印象だったのでドライスーツを持って行った.4月に入ってもまだ水温は上がってきておらずドライスーツにして大正解だった.

海のキレイな光景が仕事でたまったストレスを洗い流してくれる.

ボクは普段はマクロ派だが,一緒に行く仲間のスタイルによってワイドに切り替える事もある.今日の仲間はワイド・ドリフト好きだったのでrx100m5+ワイドコンバージョンレンズを装備した.このカメラはかなり久しぶりに使う感覚だった.一眼レフカメラを入手したこともあり,最近はどこに行ってもマクロばっかりだったからな.

ワイドのカメラ設定で来た日でも,マクロ設定で撮りたい被写体に出会うことはままある.rx100m5でワイコンをつけることにより十分にキレイなワイド写真が撮れると思っているが,マクロ撮影は苦手である.ワイコンを外して撮影しても,記念写真程度しか撮ることができない.ワイドもマクロもそこそこのクオリティで撮れるカメラが出てこないかな.

ワイドを撮っていてカメサンを見つけたので,ワイコンを外して撮影を試みる.少しでもズームをかけると全く寄れなくなるカメラなので,ワイド端の最短撮影距離(5cm)で撮影を行った.それをトリミングしてようやく被写体が分かる写真になる.

ワイドレンズは水中でも重いし,岩に当たったらレンズに傷が入りやすい(ドーム部がアクリルはなおさら)ので注意が必要である.でも外さないとマクロの写真は撮れない.ジレンマである.

ガウディの洞窟内でカンムリベラの幼魚を発見!!ヒラヒラ舞ってて超カワイイ.ワイドレンズはずしてマクロコンバージョンレンズに切り替える.コンバージョンレンズは被写体までの距離が著しく制限されるので,逃げる系の魚の撮影はなかなか難しい.ようやく撮れても一眼で撮るほどの満足度は得られない.なんとも中途半端である.洞窟内は暗くオートフォーカスの精度も低下する.ライトを当ててないと全く使い物にならない.ライトが使ってもしっかり被写体に当たっていないとAモードではシャッタースピードがとても遅く設定されてしまう.ブレブレの写真を量産することになってしまう.一眼からコンデジに替えると,いかに一眼の性能が優れているのかよく分かる.

rx100m5のSony純正ハウジングは安いが,露出設定は絞りorシャッタースピードどちからしか調整できない(水中では).よってMモードは使いものにならない.入門にはいいが,長く続けていくならばNauticamなどのハウジングの方が使い勝手はいいのだなと感じる.

ランチ休憩後に場所を移動し,ケラマのロマン・ウチザン礁に移動する.ザ・ワイドのケラマを代表するポイントである.

普段は流れが速いが,本日はほぼ流れがなくゆったりのんびりダイビングができた.透明度がよくて明るいのであまり深い場所の感覚はないが,ウチザン礁は全体的に深場にいるのでNDLには注意が必要である.

春になって幼魚も増えてきている.マクロもワイドも楽しみたい.どっちも満足のいく写真を撮るのは無理なので,いっぱい通うしかないかな.

やっぱり仲間と行くダイビングは最高である.本日から新年度が始まった.新入生の勧誘もして,今年も仲間達とたくさん潜りに行けるといいな.