バディである妻はこの1年妊娠・出産のためダイビングができなかった.バディがいないのでもちろんボクもセルフダイビングはできずにいたが,ようやく妻がダイビング復帰を果たしたので早速セルフダイビングに行ってきた.7月に入り夏本番であるので,観光客含め人がとても多い真栄田岬であった.朝8時過ぎには到着したが,駐車場には多くの車が停車しており,もう少し遅ければ入庫待ちを食らうところであった.

水温27度ほど.風が少々吹いていた.そして透明度は抜群であった.サンゴがとてもキレイに生えておりケラマに来たのかと思うほどであった.ビーチエントリーでこんなキレイな景色が見れるならば遠征しなくてもいいかなと思ってしまう.

真栄田岬と言えばまずは深場にあるハゼ場である.30m以上の深場であるのでひとまず1本目に向かうことにしている.エントリー口は人でゴチャついていたが,深場にいるダイバーは少なかった.たくさんのハゼ達に出会う事ができた.大好きなヤシャハゼが鰭を開いて飛んでくれていたので撮影を行う.

セルフダイビングの良いところは,自分で見つけた被写体にじっくり時間をとれることである.ハゼが隠れてしまってもファンダイビングみたいに気にする必要が無い.最高である.

ハゼ場は30mを超えており10分程度しか滞在できないのでゆっくりする時間はない.ホタテツノハゼを探し回るが中々見つからない.結局見つける事ができずDECOが出たので浮上することになった.

まだまだ修行が足りないな.

DECOが出ているのでゆっくり浮上する.水温上がってきているので,水中生物もたくさんいて被写体には困らない.撮影しながらゆっくり浮上していく.途中で撮影したタテガミカエルウオ.カエルウオ系は見つけたらついつい撮影してしまう.無邪気な顔がカワイイと思う.