現在使用しているレギュレーターはダイビングを始めて間もなく購入したApeks XTX200のスイベルつきのものである。定価ではファーストとセカンドだけで17万もする高額なレギュレーターだ。始めたての頃に訳も分からずそんな高額なものを買う理由はないので、もちろんメルカリを利用して格安で手に入れた。
メルカリなど中古で購入する場合は、命に関わる機材であるため、状態のよいものを選択する必要がある。物は使用していないと劣化するため、最近まで使われていたもの、できればオーバーホールに出して間もない物などを選択したい。オーバーホールでは全ての部品を交換するわけでないので、オーバーホール=完全な状態ではないが、していないものよりは確実に信頼できる。事故につながらないように重機材選びは慎重に行いたい。
1年半ほどの使用期間で、陸上で一度air leakのトラブルがありオーバーホールに出しているが、その他に大きな問題もなく使用できていた。機材は新品登録から8年ほど経過しており、購入後にホース交換など行っているか不明であり、そろそろ交換が必要かなと考えていた。
しかし、ホース交換は地味に高額である。スイベル付きなら15000円、オクトパスホースで8000円、ゲージの高圧ホースも8000円ほどする。ホースは大事だしホースがつまってエアーがでなくなるトラブルもあると聞く。最低でも5年、可能ならば3年での交換が推奨されている。購入を考えていたところ、ダイビングも趣味として定着してきたし、このタイミングで新品の機材に交換するのもありだなと考えるようになった。
いつもの如く、ネットで情報収集を行い、日本人ならばやはり日本製だなと言うことでTUSA, Bism, NDSから選ぶことにした。
なかでもNDSは高耐久、そこそこの価格帯、最高の使用感など非常に評判がいい。レスキュー隊員など職業ダイバー御用達との事で、NDSから選ぶ事にした。
NDS ポレスター2という中級のモデルを選択した.専用のケースに収納された状態で宅配されてきた.
思ったより高級感がある.傷一つない自分の物.いつもは中古ばかり購入しているためすでに傷だらけ.これから使用とともに傷がついて味が出てくると考えると,新品の購入も良い物だなと思わされる.
これまでダイビング後は高確率で頭痛の症状が出現していた.鎮痛剤で消える程度ではあったが,ほぼ毎回なので地味でストレスであった.無酸素運動をしていた人ならば記憶があるかもしれないが,酸欠になると人は頭痛を覚える.ダイビングは場合によりそこそこ動くスポーツであるため,うまく呼吸ができていないと頭痛がするようである.本数を重ねていけば消えてくるものと考えていたが,100本ほど潜っても改善することはなかった.今回,NDSのレギュレーターに変更し,呼吸感の改善により頭痛が消えてくれればよいなと密かに考えていたが・・・
本当に頭痛が消えてしまった.
呼吸が吸いやすいとかはよく分からないが,実際に頭痛が消えているので酸欠が解消されているようである.
同じようにダイビング後の頭痛が気になっている人がいたら,ぜひNDSレギュレーターを試してもらいたい.